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メーデー前日の赤の広場 @ モスクワ

赤の広場は一番の観光名所

ロシアに行ったことがなくても「赤の広場」という場所の名前は聞いたことがある人も多いのでは??

赤の広場とは、クレムリンの横にある細長い広場で、広場には「ワシリー寺院」「グム百貨店」「ロシア国立歴史博物館」「レーニン廟」と四方にあるため、ここに来るだけで各所の観光を楽しめるという、お得な(?)観光名所なわけです。

ワシリー寺院

メーデー前日の赤の広場 @ モスクワ

モスクワの一番有名な場所?と言ってもいいほど有名なワシリー寺院。

ガイドブックの表紙などに使われたりしますよね!

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ロブノエ・メスト

メーデー前日の赤の広場 @ モスクワ

石の壁で囲われた円形の台ですが、16世紀に作られロシア皇帝が布令を読み上げる場所とされていたそうですが、その後重罪人の処刑場所という位置づけになり、17世紀には農民反乱の首謀者が処刑されたことで知られる場所らしいです。

 

グム百貨店ですが・・・

メーデー前日の赤の広場 @ モスクワ

この日は4月30日。次の日は5月1日メーデーです。

日本では労働組合の仕事でもしていない限り、あまりメーデーと言われてもピンとこない人が多いと思いますが、ロシアや中国でメーデーはとても大事な日で、国をあげてイベントを行ったりします。

特にこの「赤の広場」はそういう国の行事を行う場所なんです。

だからこの日も次の日に向けて、ステージが準備されていました。

 そのステージの後ろには、1921年に建てられた国営の由緒正しき(?)百貨店です。

 

レーニン廟があるはずが・・・

メーデー前日の赤の広場 @ モスクワ

こちらもレーニン廟はグム百貨店の向かい、クレムリンの壁の横にあります。

が、こちらもメーデーのイベントのため、座席が作られて広場からは見えない状態となっていました。

1924年に亡くなったレーニンを永久保存するための記念堂なんだそうです。一応お墓なんでしょうが、一般的お墓の概念とは違いますね。

社会主義共産主義だとこういうカリスマを永久保存して求心力にする考えがあるんでしょうか。

ベトナムでもホーチミンが同じように保存されていました。

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ガイドブックによると、レーニンのご家族はこうすることを反対していたそうです。

やはりロシアのカリスマ指導者と考える国と「お父さん」「旦那さん」と考える家族とは全く違う考えになるのも当然ですね。

ロシア国立歴史博物館

メーデー前日の赤の広場 @ モスクワ

この赤い建物が博物館です。

ここも1872年に建てられた歴史ある建物。

 

メーデー前日の赤の広場 @ モスクワ

こちらもクレムリンの壁同様、煉瓦色で赤く、特徴的な建物です。

今回こちら国立歴史博物館にはいく時間がありませんでしたが、こちらの建物も非常に美しい内装らしいので、モスクワを訪れた際にはぜひ!!

この建物にもメーデーのイベントの装飾が施されています。かっこいいですね。

 

カザンの聖母聖堂

メーデー前日の赤の広場 @ モスクワ

こちらの聖堂も素敵な建物です。

1612年にポーランド軍の侵攻を防いだという記念に建てられたそうです。

ここも戦いに勝った記念に建てられたんですね。戦いに勝った記念に宗教施設を建てるというのも、日本人の感覚からすると悩ましい感じがしますよね。

(日本人の感覚だと戦いの時に亡くなった方の鎮魂のため・・・とかでないんですね)

 

この聖堂の横にはショップがあり、聖歌のCDだったりお土産になるようなものが色々売っています。

 

メーデー前日の赤の広場 @ モスクワ

グム百貨店とカザンの聖母聖堂の通りは、たくさんの人が行き交う歩行者専用の通りです。

この時は綺麗な花のような飾りが飾られていて、夜になるととても綺麗でした!

 

ちゃんと英語のサインも

メーデー前日の赤の広場 @ モスクワ

今までのロシアでは、どこへ行ってもロシア語表記ばっかりで、ロシア語のできない人には結構ハードルが高かったようですが、最近ではこのように多少小さくではありますが、英語表記がありますので、私たちにも読めて助かります。

もしかしたら、これもモスクワでのワールドカップ効果???

赤の広場