ハノイは独立の父「ホーチミン」の生誕の場所でもあり、ベトナムの首都であることから、ホーチミンにまつわる歴史的な建物などが多いです。
今回行ってみたのはホーチミン廊。
いわゆるお墓です。
ホーチミン廊の敷地は広く、この前の広場は「クアン・チューン・バーディン(バーデン広場)」と言って、1945年にホーチミンが独立宣言を読み上げた場所らしいのです。
歴史的にも意味のある場所のようです。
この中央にあるご遺体を安置してある場所に入りたいと思って行ったのですが、入口はなんとこの敷地の裏側で、ほぼ反対側。。。
敷地裏側の入場口に行きます。
そこでセキュリティチェックがあり、ペットボトルなどは捨ててくださいと言われます。きっとご遺体のある場所に入るので、万が一がないように・・・ということなんだと思います。
そして、入場したら途中で待たされます。
多分10分くらい待たされました。
人数がある程度集まったら、まとまって建物の方へ案内されます。
(勝手に入場出来るわけではありません)
さすがに社会主義国の「独立の父」のお墓とあって、ものすごく手入れされていて、ゴミ1つ落ちていません。
参拝客は行列を作って建物に向かって歩いていきます。
どんどん近くなってきました。
タクシーを降りて、入場口まで行って、ここまで1.5キロほど歩きました。笑
のんびりしていて、お散歩感覚で行くといいです。
観光客が多いのですが、ベトナム人の参拝の方もいて入口に置いてあった花輪には中国の団体のものを置いている最中で、供えられたんだと思います。
ここからは撮影禁止だったため、写真がありませんが、建物に入ると歴史を感じるけど重厚な感じで、赤絨毯が通路になっていて階段をのぼると薄暗く広い部屋に出ます。
そこにホーチミン(Ho Chi Minh)のご遺体が安置されていました。
一瞬「蝋人形」かと思うほどきれいに安置されていて驚きました。
というのも、亡くなられたのは1969年。
ああいった技術はすごいです。
ガラス張りになったご遺体の周囲をコの字型にまわり、部屋から出ます。
ベトナム人の参拝の方は手を合わせ、拝む姿を見ると「偉大な方だった」ということは理解出来ます。
この国を理解するには、ホーチミン(Ho Chi Minh)は避けて通れないでしょう。
普通にハノイの中を観光していると忘れてしまいがちでしたが、ここに来ると「ああ、社会主義国だな」ということを思い出します。
日本人にとっては「非日常」なんですよね。
【ホーチミン廊 Lang Chu Tich Ho Chi Minh】
開館時間:4/1~10/31 7:30~10:30
11/1~3/31 8:00~11:00
定休日:月・金
料金:無料
注意:大きな荷物は持ち込めない場合があります。その場合は入場口で預けないといけない場合があります。あまりにも軽装(短パン・ノースリーブなど)だと入場出来ない場合もあるようです。