ブルネイの小さな国の中に、贅沢に作られたモスクがいくつもあります。
以前の記事に「スルタン・オマール・アリ・サイフディン・モスク」のことを書きましたが、あちらが「オールドモスク」と言われ、こちらのモスクが「ニューモスク」と言われます。
正しい名称を「ジャメ・アスル・ハサナル・ボルキア・モスク」と言います。
うん。長い。笑
バスで降ろされるのは側面のゲート横
バスターミナルからローカルバスに乗って、このモスクまでやってきました。
正面玄関のようなところで降ろされるのかと思ったら、そうではなく側面にあるゲート(敷地への入り口)近くで降ろされました。
最初はそこから入っていいのかわからなかったのですが、観光バスやら自家用車やらが入って行くのでそこから入って行きました。
美しい噴水
東南アジアのモスクの特長なのでしょうか?
モスクの敷地内は、よく手入れや掃除がされており、噴水がいくつもあって暑い国で涼しげな印象を与えます。
(と言ったって、暑いものは暑いですが・・・。w)
モスク横からの全景
これでも、モスク横からの姿。
ちょっと雲が多いけれど、青空に強い太陽の光、この黄金のモスク。実物をみると本当に印象的な姿なんです。
美しい!
観光客向けボード
モスクは基本的には「ムスリム」がお祈りをする場所です。
単なる観光名所ではありません。それは絶対に覚えておかなくてはいけないことです。
ですので、観光客がみて回るために入れるのは、そのお祈りの邪魔にならない時間帯だけ。
金曜日はお祈りに集まる日なので、どこのモスクもほぼClosedです。(一部の時間帯だけ開放する場合もありますが。)
こちらのニューモスクも、入れる時間が細かく刻まれているのでちゃんと時間をみて行かないと、Openまでモスクの前で待たないといけなくなるのでご注意を。
日差しの強い時間帯はかなり暑いので、そこで待たされるとかなりキツイと思います!
モスクの中へ
女性は基本的に用意された真っ黒のガウンを着てからでないと入れません。
そして係の方がいるデスクで署名をしてから入れます。
当然靴は脱ぎます。
見学者が多い場合は、このガウンが足らなくなるので「待ち」になります。
髪も覆わないといけないです。
男性も短パンやタンクトップなどを来ている方だとガウンが必要です。
モスクの中は大理石など使っているからか、外とは違ってエアコンが入っていなくても涼しく感じます。
天井には美しいステンドグラス
ステンドグラスというと、貧相な私の頭だとカトリック教会のイメージでしたが、モスクにもこんなに美しいステンドグラスがあるんですね。
それもアラビア文字が刻んであり、アラブ語が全くわからないので何と書いてあるか分かりませんが、形が美しい。
内部は撮影禁止!
2階からお祈りを行う礼拝堂(?)に入りますが、そこは写真も動画も撮影禁止になります。携帯も使ってはいけません。
それがルールです。
2階に上がりお祈りを行う場所を見学しましたが、美しいシャンデリアが下がって、天井が高く、広い!
何とガイドブックの情報だと5,000人が入れるのだとか。
ただ、イスラム教のお祈りの様子を見たことのある方はご存知かと思いますが、肩が触れ合うくらい近くに並びお祈りをするので、一般的な「5,000人収容」の場所よりは小さいのかもしれませんが。。。
一見の価値はあります!
写真で伝えられないのが、残念。。。
1階には洗い場がある
イスラム教の方々は、お祈りをする前に手や足を洗ってからお祈りの場へと上がって行きます。
大勢の信者が祈りのために集まれば、当然水道もたくさん必要です。
なので、こんなお風呂場のような手足の洗い場があります。
決して「お風呂場」ではありません。笑
壁にも水道の蛇口がついていて、ハンドソープなどがおかれています。(ますますお風呂場っぽい。w)
正面に近いところからの全景
こちらが正面に近い位置からの全景です。
白・青・金のバランスが美しいモスクでした。椰子の木に囲まれたモスクなんて、何とも南国らしい姿でした!
ジャメ・アスル・ハサナル・ボルキア・モスク
所在地:Simpang 127, Bandar Seri Begawan
- 見学可能な時間
- 月〜水・土曜:8:00〜12:00、14:00〜15:00
- 日曜:10:30〜12:00、14:00〜15:00
- 木・金曜:Closed