ヴィエンチャンのシンボルの仏塔
ヴィエンチャンの中心街には寺院は結構ありますが、まず行った方がいい観光名所はココ!!
中心街(ナンプ広場)から約5km弱なので、トゥクトゥクで移動をしました。
私たちは片道で50,000kipで交渉成立!大体15分くらいで到着です。
このタート・ルアンの前には大きな駐車場なのか、とても広い広場を抜けるとこの黄金に光る仏塔が見えてきます。
その前には「セーターティラート王」の像があります。
このお方、16世紀半ばにラオスの都をルアンパバーンからヴィエンチャンへと遷都した方なんだそうです。
16世紀、ラーンサーン王国のセーターティラート王の治世に、13世紀初頭に建てられたクメール様式仏塔の廃墟を修復、改築したものだと伝えられている。
強い太陽のした、ゴールドの大きな仏舎利があります。
入場料がかかります
入場するには、入場料がかかります。
外国人は10,000kip(130円弱)かかります。1万??と思いますが、130円ですので、気持ちよく出しましょう。笑
こう言った歴史的建造物の維持費など、どんな国でもかかるわけですが、貧しい国にとってはそれが死活問題になるわけです。
どんどん行って、どんどん支払って支えてあげましょ!
入場すると、さらにこのような塀で囲まれています。
ここの塀の中には入れません。ところどころ、箱が置いてありますが、いわゆる「寄付(Donation)」の箱です。
日本のお寺で言うと、お賽銭箱??
お祈りをする方々はこの階段を上がった上の祭壇で、お線香を供えてお祈りをします。
ラオスは敬虔な仏教徒が多い国なので、ここのタート・ルアンはヴィエンチャン民の祈りの場所なんです。
階段の下で靴を脱ぎ、階段を上がります。
外壁の内側には多くの仏像が
敷地をぐるっと巡っている壁の内側には数々の仏像が並んでいます。
入り口の近くにはこのようなお供えをしてある仏像も。
お顔周りは金色に光っていますが、元々がこのような色なのか、後から金箔など貼られたのかはわかりません。
ミャンマーでは、仏像や信仰の対象物に金箔を貼ると言うことをするお供えの仕方がありましたので、近いラオスでも同じような習慣がある可能性もあります。
このように仏像が並べられています。
レンガの上に並べられているのが、ちょっと残念な気がしますが、きっとこんなところにも費用がかけられていないんですね。
タート・ルアン 南院
タート・ルアンの周辺には南院、北院などがあります。
こちらは南院。黄金の仏舎利はありませんが、こちらはこちらで寺院としての建物が立派!
こちらはお堂。こちらも階段のところで靴を脱いで中に入ります。
壁にはお釈迦様の物語が非常に丁寧に描かれています。
(実は私は幼い頃通った幼稚園がお寺の幼稚園で、こんなようなお釈迦様の生涯を描いたものを見たことがありましたが、こんなに精巧に描かれたものではありませんでした)
天井はこんなに美しいお釈迦様のお姿。芸術としても素晴らしいですね。
ラオスもインド系の仏教のため、ちょっとヒンズー教のような格好だったりが多いですね。
お堂の外にも仏像が祀られています。こちらも黄金。
そして、小さな動物たちの像も、あれこれ。
なぜか高いところに祀られた大きな仏像。
なかなかケアが大変そうだけど、やはりお仏像は見上げる場所に置くのが本来の安置場所なのでしょうか。
写真が小さくてわかりにくいかもしれませんが、幼い修行僧(小坊主さん?)は雑用も修行のうちなのでしょうか??
来訪者なども使うトイレの掃除や食事の支度なども行なっていました。
涅槃像
バンコクの大きな涅槃像はとても有名ですが、意外とアジアには涅槃像があります。
涅槃像はお釈迦様が入滅する(なくなる?)姿だと言われていますので、やはり重要な場面なのでしょう。
そういえば、キリスト教の教会にも十字架にはりつけになったイエスキリスト像も結構ありますもんね。
タート・ルアン 北院
タート・ルアンの北側には白とゴールドの印象的な建物の「北院」があります。
こちらは閉まっていたため、中はわかりませんが、東南アジアの仏教寺院特有のデザインの建物ですね。
東南アジアの仏教はとにかく黄金に光り輝くというのが共通点ですね。日本とは大違い。
タート・ルアン(That Luang)
営業時間:8:00〜12:00/13:00〜16:00
入場料:10,000kip(外国人)