東南アジアのローカルなマーケット(市場)って、行ったことのある方はご存知かと思いますが、結構衛生的に「大丈夫?」って思う方も多いと思います。
特に日本の基準で考えてしまうとNGな方も、結構いらっしゃいます。(私は結構大丈夫なんですけどね。笑)
特に、肉・魚などを扱うところは入るのもためらうくらいの匂いだったり、グロさだったりする場合もあり、そういうものに免疫のある方にはオススメしますが、ダメな方には絶対オススメできません。
ですが!!!
このブルネイの「ガドン・ナイトマーケット」はオススメ!!
猫が歩いていたりしますが、床もキレイですし、テーブルなどもさほど汚れていないので、ちょっと汚れていればティッシュなどで拭けばOKなレベルです。
もしかするとニャンコたちがいるからネズミがでない!?
ナイトマーケットは夜だけの営業
ここはナイトマーケットなので、夜だけの営業です。
なので、生魚や生肉はほぼ置いていません。
その代わり「屋台」のように肉や魚を炭火などで焼いています。
だから会場内は煙でモクモク。笑
お弁当などのセット売り
こんなお弁当のようなパックやラップ、タッパーウェアなどに入ったご飯とおかずのセットが売っているエリアには、こんなお弁当が何種類も並んでいます。
だいたいご飯、揚げ物、副菜1〜2品というのがスタンダード。
揚げ物
揚げ物の種類も豊富。
春巻きなどから、フライドチキンなど肉類、パイ生地に包まれた野菜など。
こちらはフライドポテトや、ドーナッツやサツマイモの天ぷらのような揚げ物。
スイーツ系も揚げ物が多い。
こちらの国では「美味しいものはハイカロリー」という考え方なのでしょうか。笑
揚げ物と同時に、串にさして焼くものも多くあります。
ソーセージだったり、チキンだったり。
その場で焼いているので、モクモクもしていますが、匂いも良い!!
ちなみにハンバーガーも目の前で焼いた肉で作ってくれます。
1つのお店でナシレマとハンバーガーが売っています。
ナシレマは1ブルネイドル(130円くらい)。ブルネイの物価は特別安くないので、ここでの食事だと結構安く済ませられますね。
こちらは串やきの肉!「HATI BUYAH(ハティブヤ)」というのは牛の肺の串焼き。
ブルネイ名物らしいです。
ブルネイはイスラム教の国なので、鶏や牛は食べますが、豚は基本食べません。
串焼きの手羽なども売っていますが、その前は駄菓子のような小さなお菓子を売っていました。
目の前の鉄板で肉を焼いていますが、驚いたのが手前に置いてあった「チリ(唐辛子)」の缶。
どんだけ辛くするんだろう。。。汗
魚も名産
ブルネイは海に面していますから、魚もたくさん食べます。
色々なソースに漬け込んだ魚もあります。
さすがにこれら赤いソースに漬けてあるものは、辛そうだったのでちょっとパスしてみました。笑
これ、6ブルネイドル(約500円)なので、まあまあいい値段するな〜と思っていたら3尾でこのお値段。しっかり焼いてあって、この大きな魚がその価格なら安い!
丸ごとチキン状態で焼いて売られているところもありました。
ブルネイやマレーシアのお菓子
こちらはスイーツ。
東南アジアのお菓子って、ちょっと和菓子っぽものも多いんですよね。
もち米を使って蒸してあったりするので、モチモチした食感のものも多くて。
色がカラフルで、見ているのがとても楽しい!
「KOROPOK LEKOR(コロポッ・レコー)」というマレーシアやブルネイのメジャーなおやつらしいです。
これが不思議な食べ物でした。
魚のすり身、サゴ椰子、小麦、塩でできたものを油で揚げたものだそうです。
モチっとしていて、結構美味しい!
最後、売る時にみたらし団子のタレみたいなものをかけて渡してくれます。
冷たいドリンクも!
暑い国ですから、冷たい飲み物は必需品!
特にイスラム教の国はアルコール類を飲みませんので、甘い飲み物を男性も女性も好んで飲みます。
結構すごい色のものも多いですね〜。どれもすごい大きいサイズです。笑
そして、東南アジア「あるある」何ですが、MILO(ミロ)が大好き!
ちなみに東南アジアでは「マイロ」と呼びます。
日本では子供の飲み物ですが、東南アジアでは年齢関係なく好まれます。
私も東南アジアに行くと、必ず1度は飲むかな??
もっと冷たいドリンクが欲しい方にはこんなフローズンドリンクまで!
こちらも色がすごい!笑
Live Cook!
「Live Cook」なかなかインパクトありますね。笑
ミーゴレンやナシゴレンを作ってくれるようです。確かに出来上がっているものを買うより美味しそう!
その隣では、せいろで中華まんを蒸しています。美味しそう。。。
当然、南国フルーツが豊富!
ドリアンやジャックフルーツ、ザクロなど。
ドリアン1個15ブルネイドル。約1,200円くらいですが、まあ日本でこの価格で食べられるところはないですね。
ただ、自分で割って食べられる自信はありません。笑
パパイヤがものすごく大きい!
真ん中の黒っぽいもの、気になって買って見ました。
だけどこれ、何かわからなかったのですが、どうも生で食べるものではなかったようで、1個食べようと思って口に入れましたが、渋みが少しあって、固い!
例えると栗を生で口に入れた感じでしょうか。。。
野菜も色々
あまり見たことのない野菜があったり、日本でもあるけどサイズ感が全然ちがうものがあったりするので、こういうものを見るのも楽しい!
唐辛子が色々なサイズであります。
大きな唐辛子は小さな子供の腕くらいある。。。東南アジアでは結構辛いものを食べる習慣があるので、必需品かもしれません。
インゲンマメがすごく長い。笑
手前の長いのは、多分キュウリ。太くて大きい!
奥の方にはナス、トマト、スイカなどが置いてあります。
実際に食べたもの
先にご紹介した「HATI BUYAH(ハティブヤ)」という牛の肺の串焼き。(右)
それと普通の薄く切った牛肉を甘い味付けにして焼いたもの。(左)
スイカの生ジュース!加糖していないけど、ちょっと薄かったかな〜
チャーハンのようなピラフのようなご飯。こちらは薄味だけど、やっぱり甘め。
「Ikan Salai(イカン サライ)」というブルネイでとてもメジャーな魚。日本の鯖とよく似ています。(もちろん味も!)
ちょっと辛めの醤油を塗って焼いていますが、そんなに味が強くなく、日本人ならお醤油が欲しくなるはず!!
お箸を持って行かなかったので、食べるのはかぶりつき!!笑
そんな豪快なお食事も、美味しかったです。
多分ここでの食事は、比較的日本人の方にも合うと思いますよ。
ただ、辛いものに関してはお気をつけていただければと思います。
ガドン・ナイトマーケットへ行く注意点
もしここのマーケット近くのホテルに宿泊する、もしくは国際免許を持っていて、レンタカーを借りる、知り合いがいて足になってもらえる・・・なんていう素敵な方々であれば、何も心配ありません。
ですが、そういう方以外のご注意を!!(多分こちらの方々が多数だと思いますが・・・)
公共の乗り物は路線バスのみ。
ただ、路線バスは17時過ぎには乗れない。。。
もし乗れたとしても、ナイトマーケットでご飯を食べた頃には乗れません。
タクシー乗り場というものもないため、帰りを考えてからマーケットにはお越しくださいね。
私たちは行きのタクシーの運転手さんに、19時30分に迎えに来てとお願いしました。
もしくはタクシーアプリなどをご利用いただいてもいいかもしれませんね。(結構ブルネイはタクシー不足らしいので、すぐつかまるかわかりませんが・・・)