モスクワの中心街はクレムリン辺りを中心に環状線のようにメトロが走っています。
最近ではメトロよりも外側にも街が大きくなってきたからか、さらにその外側にモスクワ中央環状線という新しい電車ができました。
モスクワ中央環状線(14号線)に乗ってみる
ホテルの近くにはメトロの駅とモスクワ中央環状線(14号線)の駅が徒歩圏にありましたので、中央環状線に乗って見ることにしました。
Izmaylovo(イズマイロボ)駅から乗ってみる
ホテルのある場所から少しだけ歩かないといけないのですが、やっぱり寒い地域だからか、通路もちゃんと室内になっています。
新しくできたところだから、どこもキレイ。
渡り廊下のようになっているのは、大きな道路をまたいでいるため。
ここから改札の方へ向かいますが、写真左側に見えるのは売店。店舗の大きさはよく日本でも駅改札の横や中にあるくらいの小さな店舗でした。
通路から外部へ出てやっと改札。外へ出ないで通路から直結すればいいのにと、思うのですが。笑
ちょっと改札周辺は暗めですので、夜人通りが少なくなると、ちょっと不安!?
改札前には自動券売機が設置されています。
日本でもSuicaやIcocaなどのようなカードがかなり主流になっているようで、チャージする以外にはあまり使っている人はいませんでした。
自動券売機
このような自動券売機がありますが、ほとんどの方がカードを使って電車に乗るため自動券売機を利用する人はまばら。
私たちもカードを持っていたため、お金をチャージして電車に乗りました。
カードの方が1回ずつのチケットよりも安いみたいです。
ホームは近代的でキレイ
メトロと違って、比較的最近できた路線なのでモダンなさっぱりとしたデザインで、キレイです。
掃除などもしっかりされているので、とても気持ちがいいです。
車体もかっこいい
結構ロシアの電車、かっこいいと思います。
プロダクトデザイン系にはお金をかけているのかしら?それともお国柄???
ホームのゴミ箱
こちらはホームに置いてあるゴミ箱。
日本もホームのゴミ箱はリサイクルされるように分かれていますが、なんだかこちらの方がちょっとかっこいい気がします。
(キリル文字だから???日本語だと格好悪くなる???)笑
電車がきたら、ドアのボタンを押す
電車のドアにボタンがあるので、乗り降りする人がボタンを押して開けます。
やっぱり寒い国だからなのか?必要のないドアは開けないようです。
自転車も一緒に乗れます。
ちゃんと電車の中にもゴミ箱が設置されています。
この電車、新幹線や特急電車のような長距離移動をするための電車ではありません。
車内にモニターがついていて、次にどこの駅に着くか表示します。
文字が小さすぎて、近くに寄らないと見えないのが残念ですが、キリル文字が読めなくてほぼ記号としてしか認識できない私にはとても助かりました。
路線図に書いてある文字と同じところで降りればいいのです。
車内はこんな感じ。
自転車の持ち込みOKの電車で、ちゃんと自転車を置いておく場所の確保がされているので、安心。
隣の車両には、トイレも付いているようです。
なんと自転車だけでなくキックボードで乗ってくる人もいました。
なんだか、ロシアって色々各所で厳しい規制があると勝手に思っていましたが、ある意味「自由」な人々が多かったな〜と思いました。笑