サンクトペテルブルクって、街自体が「世界遺産」だってご存知ですか??
そして、今回書かせていただく「血の上の救世主教会」もその中にあります。
名前の経緯
なぜそんな名前が付いているのか、疑問に思いますよね。
少し歴史の話になりますが、この教会が出来たのは1907年に出来たそうなのですが、1881年に「皇帝アレクサンドル2世」が暗殺された場所に建てられたからなんだそうです。
そ、そんな血なまぐさい話??
息子のアレクサンドル3世が父親の死を悼んで、この地に教会を建てさせたのだとか。
「アレクサンドル2世」と言うのが、農奴解放や軍制改革などをしてきたので、人気のあった皇帝のようです。
だけど、この教会、出来上がるまで25年もかかってしまったので、費用も相当費やしてしまったとか。。。
血の上の救世主教会 正面
こんなに素敵な教会が100年以上前に出来てたんですね。
だけど今回は大変残念なことに、修復中につき中へ入れませんでした。。。涙
裏側からの教会
裏から見たって、美しい!!
中に入れなくて外観だけでも、見る価値はあり!!
本当に立派なんです。
サイドからの教会です。
どこの角度から見ても美しいですね!
寒い地方の建物なのに、こんなに可愛らしい色合いのドームが100年以上前に出来ていたなんで、日本ではなかなか考えられませんね!
ディティールを見てみても素晴らしい
ディティールを拡大してみてみましたが、細部に渡ってもとてもこだわっていることがわかります。
上の方に描かれているイエス・キリストの画も素晴らしいですが、窓の外側に施されている彫刻や、ところどころに入っている模様などもとてもこだわりを感じました。
屋根部分の模様はお花のようになっていたり、サイドの部分にも、よくは見えませんがロシア正教会の重要人物が描かれているんだと思います。
中を見られないかったのが悔やまれてなりません!!!
裏手にはお土産屋さん
私たちが行ったのが、朝ちょっと早かったので教会裏手のお土産屋さんが連なっているところがあるのですが、みんな一生懸命お店の準備中でした。
お店のおばさまの姿が、ロングコートにスカーフをかぶると言ういかにもロシアの女性のイメージそのままだったので、思わず写真を撮らせてもらいました!
少し離れた場所からの血の上の救世主教会。
すぐ近くに川が流れています。
水路はこんな感じに整備されていて、綺麗です。
橋の欄干も素敵!!
日本だとテーマパークくらいでしか見られないようなデザインですが、サンクトペテルブルクだと街全体にしっくり馴染んでいいですね〜。
さすが街中が世界遺産!!