正式名称は・・
どのガイドブックを見ても「ペトロバヴロフスク要塞」と書いてありますが、実は正式名称は「サンクトペテルブルク要塞」というらしいです。
正式名称はサンクトペテルブルク要塞(Санкт-Петербургская крепостьサンクトピチルブールクスカヤ・クリェーパスチ)。1914年から1917年にかけては、都市の名称が「ペトログラード」であったため、要塞もペトログラード要塞(Петроградская крепостьピトラグラーツカヤ・クリェーパスチ)を称した。
wikipedeiaより
この要塞の目的
「要塞」というのだから、どこからかその土地を守るためのものだとは思います。
ここはサンクトペテルブルク。ロシアのヨーロッパ側のはじっこと言ってもいい場所です。
当然、昔はヨーロッパ方向から攻め入られることを想定して、国を守らないといけません。
この要塞ができたのが18世紀。大北方戦争(バルト諸国やロシア、スウェーデンやデンマークなどの戦争)の際に、サンクトペテルブルクを守るためにできた要塞だそうです。
その後19世紀には政治犯収容所だったこともあるそうですが、何とレーニンがいたこともあるんだとか・・・。
こんか感じの石畳の道と赤いレンガの壁に囲まれている要塞です。
こんなスロープがある場所も。
要塞の中とは思えない雰囲気のある石畳と街灯。
薄暗くなって、街灯が灯るとより素敵な感じになるかも。
ピョートル大帝像
こちら、かの「ピョートル大帝」の像だそうです。
一般的にはそういう方の銅像って、強そうに作られるものじゃないのかな??
特にロシアの歴史を知る上で、知らないでは通れないようなすごいお方なんです。
だけど、手足は細いし、やけに顔は小さいし。
私にはこの椅子に座った王が、むしろ縛り付けられているように見えてしまいました。
このやけにアンバランスな像は、この像を作った作家さんの意図だったのでしょうか!?
ペトロフ門
要塞の門なのですが、レリーフも含めとても立派な門です。
ここはこの要塞の中でも重要なPhotoスポット。
写真にも撮影している人がたくさん映っていますね!
この要塞は小さな島のようになっているので、橋を渡らないと戻れません。
この橋1つでもDisney Resortみたい!
メトロ ゴーリコフスカヤ駅
この円盤のような建物は、サンクトペテルブルクの地下鉄 Metro2号線の「ゴーリコフスカヤ駅(Горьковская)」の駅舎。
近くに寄ってしまうと、いたって普通の駅なんだけど、やっぱり外観が独特ですね!
ここが「ペトロバヴロフスク要塞」には最寄り駅なのかな??
乗降者数も割と多い駅でした。