「香港」というとキラキラした夜景や、高層ビル群、アジアの金融の中心、グルメ、アジアのハイソな人々・・・などが想像されますね。
確かに香港には、それらもあります。
ですが、アヘン戦争後イギリスに統治されるまでは中国でした。
(と言っても今の共産党の「中華人民共和国」ではありません)
住んでいる人々もイギリスに統治されるから、全員イギリス人になったわけではなく、もともと住んでいた中華系の人々なわけなので、その昔から受け継がれている「中華の伝統」があります。
工事現場の竹の足場
香港や台湾、中国本土でも工事現場の「足場」を竹で組んでいるところが多いです。
この写真みたいに低層のところだけでなく、かなり高いところまで竹で作られている場合が多いです。明確な基準があるかはわからないのですが、どんな高さまで竹で組んでいるんだろう。。。と疑問に思います。
日本では2階建の木造だって、足場を組む場合は金属製のパイプでくみますよね。
お金に見立てた紙やお札を燃やす
香港は信心深いのか、縁起などもすごく気にします。
このビルのオーナーさんなのかビルの入居者さんなのかわかりませんが、ビルの入り口にドラム缶で火を焚いて、お札みたいなものやお金に見立てた紙を燃やしてお祈り(祈願?)をしていました。
横浜の中華街の寺院でも、お金に見立てた紙を燃やして祈りを捧げるというものがあるので、これも同じようなことなんだと思います。
燃やして天に届けということでしょうか。
ピッカピカの新しいビルの間にも、こんな風な味わいのある階段・路地がたくさんあるのも香港。
洗濯物もたけの竿
繁華街からほど近くのマンションに干してあった洗濯物。多分高さからすると7〜8階だと思いますが、日本だったらベランダがなければ洗濯物を干す場所なんて作らないですよね。
香港はこの高さでも竹竿に洗濯物を干してしまいます。
もっと中華風になると、このように窓と平行に横には干さず、窓から垂直に棒が出ていてそこに干すことも少なくないです。
洗濯物、落ちたらどうするんだろう。笑
さらにすごいと思うのが、雨が降ってもいいようになのか鳥の糞害から守るためなのか、上からビニールまでかかっているという念の入れよう。
お隣の国ですが、随分違う習慣があって面白いな・・・と香港に行くと思いますね!!