マカオはこんなに小さい地域に世界遺産が30もあるくらいなので、どこへ行っても歴史を感じられるのですが、観光客がたくさんいるところ以外でも見所があるんです。
今回は2度目のマカオなので、ガイドブックには乗っているけど「超メジャー」でないちょっとだけマイナーな場所に行ってみることに。
目標は「官也街」。降りたバス停から目的の官也街の間に「施督憲正街」という通りがあります。
多分「官也街」は掲載してあるガイドブックもあると思いますが、そんなに詳しくは掲載されていないと思います。
まずは
泉悅花園(Chun Yuet Garden Building)
こちらのバス停から向かいます。
バスの進行方向に歩きます。そうすると「施督憲正街」に入ります。
三婆廟(Sam Po Temple)
まず出会うのは、こちらのお寺。中華のお寺の派手さはありません。
お寺の建物の横にも仏像がお祀りされていました。お線香も供えられていました。
歩いていると、なんだか古い洋風な建物とレンガの歩道、ランプのような街灯。。。
なんだか横浜で生まれ育った私からすると、地元にいるような気分になりました。
益隆炮竹廠跡地
爆竹工場らしいです。ただ現役の工場か、過去工場だった場所なのかはよくわかりませんが、異国情緒のある建物です。
さらに進んで行くと、やはり洋館のような建物があります。
この微妙な古さと、入り口に神様を祀る中華らしさが入りまじり、良い雰囲気を醸し出している。
石の階段。こんな階段も木々との調和を考えてデザインされています。
木々が結構しっかりしていますよね。
こんな木々をみると「東南アジア」を想像させます。こういうところはさすがに横浜とは違いますね。
嘉模斜巷(Calçada do Carmo)
こんなタイルに書かれた名称。
さすがマカオだけに、ポルトガル語が未だにあちこちに残っています。
氹仔松栢之家(CASA DOS "PINHEROS" DA TAIPA)
日本語では「タイパの「パイン」の家」ということらしい。
実際には「タイパエバーグリーンハウス」という名称らしいのですが、老人ホームなんだそうです。
あまりこういった施設は観光地にはないので、生活感があってローカル感がありますね。
官也街
この広場を右に曲がるとそこから「官也街」に入ります。
この広場には「龍」がいます。
縁起物ですが、階段の先に龍がこちらを向いて配置されているのをみると、これも香港などと同じで『風水』なのかしら???
この龍の視線の先から商店街のように飲食店やお土産屋さんが連なっています。
この水色の建物も、古いですがデザインが素敵。
そして、どこにでもある「スターバックス」笑
他のお店のようにガンガン主張する看板ではなく、街並みに合った形にしているのがスマート。普通だったら、緑と茶色、グレーなどダークな色を使うところだろうけど、ここのもともと合った古いけどカラフルな街に合わせているようです。
官也街はこんな通りです!お土産屋や飲食店がありますので、観光客向けのお店がいっぱいありますよ!