今、台湾ではリノベーションブーム!
- リフォームと比べて大規模な建物の改修のこと。本項で詳述する。
- 英語のrenovationは建物の改修のこと。英語でreformは改宗、心を入れ替えるという意味で建物の改修の意味には使われない。
古き良き台湾の建物を壊して新しい建物を作るのではなく、古い建物の基本はそのまま使って、内部や建具(ドアや窓)などを新しくして、「古いけど新しい」建物を作り出して、付加価値をつけています。
日本でも古民家を改造してカフェにしたりしていますよね。
「迪化街」という街
元々は乾物、漢方薬、布の問屋街だったようです。
20世紀初めの日本統治時代は、かなり栄えた場所だったようです。
ですが、時代とともに当時の繁栄が少し冷めてきて辞めてしまうお店なども出てきて、そこへここ最近の台湾のリノベーションブームが来て、
レンガ作りの趣のある建物
木製の美しい手の込んだ細工のされた扉と古い文字を使った看板
入り口に貼ってあるのは「お札」なのか、そういうもの1つ1つが素敵なエッセンスになっています。
住所表示とお線香
住所表記されたものは公のものかもしれませんが、この古く汚れた感じと台湾や香港の街では当たり前の、この街角のお線香は、仏教の信仰心と生活が密着している証拠かもしれませんね。
今どきのサッシの店先ですが、立派な看板
お店の入り口は、何の変哲も無い(と言っては失礼ですが・・・)サッシの引き戸の扉ですが、その上には、立派な看板!お店の歴史を感じられますね。
新しい消防署も街に馴染むデザインに
こちらは消防署。比較的新しい建物に見えますが、街に馴染むレンガ色の建物になっていて、公共機関もまちづくりに協力しているのがわかります。
昔ながらの乾物屋さん
市場か??と思うようなサイズの袋に入った「干し椎茸」。小売もしているようで、手前の方には小さいサイズの袋。
小さいサイズと言っても、スーパーマーケットで売っていれば間違いなく「お徳用」なサイズですけどね。キクラゲなどがありました。
工夫されたイマドキカフェ
実は、この手前の水のように見える画像、プロジェクションマッピングのように映し出された映像なんです。
まるでモダンアートのギャラリーに来たみたいです!
こちらはカフェ。
作りや店内の家具は台湾の古き良き・・・な感じなのですが、新しいので明るい感じで若い人や外国人でも入りやすい店構えです。
新しい建物ではあるのですが、古い様式を使って作られているので、街と馴染んでいてステキです!
漢方薬やお茶のお店が軒を連ねる場所です。
黄色に赤文字という、なんとも中華っぽい看板ですよね!
籠やさん
竹を使ったカゴバッグやざる、ビニール製のバッグなどもあり、時間がなくてゆっくり見られなかったのですが、結構ステキなものもあったので、次回はゆっくり見に行きたい!!
夏用のカゴバッグ、リーズナブルに入手できるかも!?
ここも乾物屋さん。
袋や筒状の入れ物に入った茶色いものは乾燥した貝柱。
手前にあるのはナッツやドライフルーツ。
あまり小さい単位だと買えないですが、台湾の重さのサイズが「1斤(600g)」が基準で考えられるみたいなのですが、「半斤(300g)」とかでも売ってくれるので、買って帰るのもいいかも!
香港の乾物屋さんでもそうでしたが、産地によって値段も違うようです。
やっぱり日本産はお高いんだとか。
霞海城隍廟
お寺自体の撮影はできませんでしたが、こんなものを見つけました。
いわゆる「山車」だと思われます。
日本のお祭りに使われる「山車」とは随分違いますね。
街を歩くと、色々発見があって面白い!!!