12月31日の夕方、タメル地区をブラブラと歩いていました。
人だかりが出来ている!
人だかりが出来ていると、気になりますよね!!
それも現地の人たちばかりなんです。
覗いて見ると、売っていたのは食べるものらしい。
人だかりが出来ているだけでなく、みんな商品を購入し、食べているではないか!!
人だかりになるほど、美味しいのか!?
写真の黄色っぽいものは、どうもカレーっぽいものらしい。白っぽいものは何だ???
ネパールのスイーツ、ヨマリだ!!
実はネパールの事を調べている時に、この「ヨマリ」の存在を知っていました。
この外側が白玉みたいなモチっとしていて、中身が中華まんの「あんまん」のような味のあんが入っています。
蒸して作るので、温かい状態でもらって食べると、これが美味しい!
和菓子みたいな甘さがしつこくなく、何だったらもう1個食べてもいいかもと思うくらい。
このヨマリですが、ネワール族がお祝いの時には必ず用意するお菓子なんだと言います。
ネワール族とは
ネワール族は主にネパールのカトマンズ盆地一帯に居住する民族。ネパールでは人口で5.48%(2001年)。6番目の民族である。
このカトマンズに多く住む民族がネワール人なので、タメル地区でこういったお菓子を食べることができるのでしょう。
現地のネワール人にとっては「わ〜、ヨマリが売っているよ!」みたいな感じなんでしょうか。
男性たちもこぞって買っていっていました。
ちなみにヨマリ1個で80ルピー(約90円)。
日本で言うと、「今日は特別だから1,000円のパフェ食べちゃった!」みたいな感じでしょうか??笑
露店の後ろは青空キッチン
そこで売っているものは、全てその場で作られたもの!
女性たちが一生懸命作っています。
後から知ったのですが、この女性たちが着ている黒地に赤の縁取りがされたものは、やはりネワール族の服のようです。
ネパールにはたくさんの部族がいますが、多分違う部族の食べ物を作って売ったり、違う部族の洋服を着たりはしないと思うので、この調理をしている女性たちは「ネワール人」なんだろうなと思います。
私たち西暦での大晦日はネパールの大晦日ではない
ネパールの暦は、私たちのような西暦ではありません。
なので、私たちが思っている12月31日大晦日は、ネパールでは特別な日ではありません。
なので、ヨマリを売るのは「ネパール人」に向けてではなく、タメル地区にいる外国人に向けて売っているのかと思われます。
実は毎日売っているわけではなく、その日だけそこで売っていました。
もし年末年始にカトマンズに行く事があれば、ヨマリを大晦日に食べにいってみてください。
タメルチョークから北側へ徒歩3分くらいです!