バクタプル(BHAKTAPUR)とは?
バクタプル(ネパール語:भक्तपुर bhaktapur)は、ネパール東部の第三州のバクタプル郡の郡都。 2011年の人口は8万3658人。 バドガオン(भादगाउँ bhādgāũ)またはクオパ(ख्वप Khvapa)はカトマンズから東に12km、カトマンズ盆地の東端にある古代ネワール人の都市である。
カトマンズ タメル地区からタクシーで1時間弱のところです。
カトマンズから空港の方面へ走らせてさらに、東側へ走らせます。
ライオンゲートから入場料を払って入る
タクシーで降ろされたのが、この地図の左側からこの街に入ります。
バクタプルにはいくつかゲートがありますが、この辺りに「ライオンゲート」があり、外国人は入場料を支払います。
一人1,500ルピー(約1,600円くらい)。ネパールの物価からすると、かなりの高額です。だけど、今回このお金はただ取られているのではないのではないか、と思ったのはここから中に入った状況を見たからです。
ちなみに、このゲートのところにトイレがありますので、必要ならこちらを使いましょう。
だけど清潔なトイレは期待しないでくださいね。笑
歴史的建造物がいっぱい
このような細長い建物。
ダルバール広場
このバクタプルという街の中にいくつか広場があって、こういった歴史的建造物もあれば、住宅や学校など生活する場もあります。
ライオンゲートを入ってすぐの広場を「ダルバール広場」と言います。
ラメシュワール寺院
ライオンゲート入ってすぐ右側にある寺院の建物です。
立派な建物の周りには、レンガや砂など建築資材が積んであり、実は現在でもまだ2015年の地震で壊れたままになっている建物がたくさんあります。
旧王宮
このように木材を建物のつっかえ棒にして建物を支えているところも、実は結構多く見られるんですが、この建物が「旧王宮」です。
白い建物の奥、一番奥の建物は「55窓の宮殿」と呼ばれています。
1769年に王族が移住してきたようなのですが、そんなに古い建物なんですね。
建築資材として積まれている砂の山を寝床としている犬。
日なたでスヤスヤ寝ています。人が近くを通っても動じません。
きっと、普段から放っておいてもらえるからか、人の事は気にしません。
パシュパティー寺院
こんな風に木造の建物もあります。それもこんな彫刻を施されているので、他で壊れたからってすぐに作り直す事のできるものではないですよね。
ファシデガ寺院
地震により仏塔が崩れてなくなってしまっています。
ですが、現在工事中なのですが、あまり作業は進んでいないようです。
この寺院の上まで上がれたので、ここで360度ぐるっと動画を撮って見ました。
トウマディー広場
ダルバール広場の南側、すぐ近くにある広場がここです。
このトウマディー広場にはいくつも寺院が隣り合って立っています。
ニャタポラ寺院
5重の屋根がある「ニャタポラ寺院」。
とっても立派で、他の建物など崩れてしまっているところが多いのが、すごく残念です。
バイラヴナート寺院
こちらも寺院。ニャタポラ寺院の向かって右側にあります。
そしてこの広場にはゲストハウス、カフェなどが立ち並んでいます。
バトサラ・ダルガ寺院のタレジュの鐘
バトサラ・ダルガ寺院はこの金の横にあったようですが、地震で崩れて、現在は台座だけになってしまっています。
だけど、これだけの大きく重い鐘は落ちずに済んだんですね!
先に記載しましたが、この地域に入るには外国人は入場料を払います。
それもこの国の物価からすると、かなり高額です。
ですが、これらの修復に関わる人の人件費や、建築資材になるのであれば、その費用を払うのはとてもいいことなのではないかと思います。
日本でも地震で被害に遭われたところの復興は、お金のあるところから実現されていくというのが実情です。
私たちが支払った入場料の一部がレンガ1個になるなら、私たちはそれを支払うだけの経済力は持ち合わせているので、喜んで払おうと思いました。