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商売の神を祀るお寺「行天宮」@台北

台北にはいくつかの大きなお寺があります。

日本人には以前行った「龍山寺」が一番有名かな?と思いますが、こちらの「行天宮」も有名なお寺の一つです。

chiyo045.hatenablog.com

 

台湾の仏教寺院は、日本とはちょっと違います。

 

行天宮とは?

行天宮(ぎょうてんぐう)は、台湾の台北市中山区に位置する関帝廟。多いときで1日に2万人以上が訪れるとされる、台北地域でも人気の高い寺院・観光地のひとつである。

行天宮 - Wikipediaより

関帝廟とは、横浜中華街にもありますが、関帝関羽)を祀るお寺のことです。

関帝廟は商売が繁盛するようにと華僑の人たちが海外にも建てたので、日本を含めた中国以外の国にもあるようです。

ということは、この行天宮も商売繁盛を祈願するお寺ということなので、是非行かなくては!と行ってみました。

行天宮の入り口

商売の神を祀るお寺「行天宮」@台北

お寺の敷地の入り口なのに、こんなに派手!笑

土曜日だからか、参拝客多かったです。しゃべっている言葉を聞く限り、現地の人っぽい人が多かったですね。

 

参拝の前にすること

商売の神を祀るお寺「行天宮」@台北

日本では神社で同じようなことをするので、あまり抵抗がないと思いますが、参拝前にこちらで手を洗います。

手洗い場の前に、鏡があるのですが「洗心」「問心」と書いてあります。

手を洗い、身を清め、仏の前にいく心構えをしてから行きなさいということなのでしょうか!?

 

水飲み場

商売の神を祀るお寺「行天宮」@台北

この紙の袋が紙コップの代わりです。

  • 讀好書(いい本を読む)
  • 說好話(いい言葉を使う)
  • 行好事(いい行いをする)
  • 做好人(善良な人になる)

 と書いてあります。いわゆる「教え」のようなものでしょう。

 

お寺の中へ入る

商売の神を祀るお寺「行天宮」@台北

入って右側をみるとこのように青い法衣を着たボランティアの女性たちがお経を読んでいます。

この対面(左側)に、本殿があります。

 

本殿前は行列

商売の神を祀るお寺「行天宮」@台北

たくさんの人たちが並んでいます。

なんだかわかりませんでしたが、並んでみることに。

並んでいると、青い法衣のボランティアの方がお線香を持って、お祓いをしてくれます。どんなご利益かわかりませんが、私もやってもらいました。

 

本殿

商売の神を祀るお寺「行天宮」@台北

中央の本殿です。

関帝関羽)が鎮座しています。

ここではお参りの順序があります。

1番目:先ほどのお経を読んでいるボランティアの方がいる方を向いて祈祷

2番目:本殿中央で祈祷

3番目:本殿右側で祈祷

4番目:本殿左側で祈祷

と4回祈りを捧げます。

 

台湾のお参りは日本のお参りと違い、膝をつくイスのようなものがあり、そこへ跪いてお祈りをします。

最後はそこからも降りて頭を下げますが、男性は手のひらを下に、女性は手のひらを上に向けてお参りをします。

 

同じ仏教と言っても、Chinese Styleとはお参りの仕方が随分違います。

このお寺では、ちゃんとお参りの仕方が本殿の前にパネルで紹介されていますし、私が行った時には日本語のわかるボランティアさんがそのパネルの前で説明してくれました。

 

商売の神を祀るお寺「行天宮」@台北

日本のお寺でいうと境内というのでしょうか。

本殿の前には正面からは入れなくなっています。

これが正面。

 

景観円石

商売の神を祀るお寺「行天宮」@台北

この石、パワーストーンらしく触りながら祈ると願いが叶うらしいですが、その意味を知ったのは帰国してから。汗

とりあえず触って来たからヨシとする!?笑

 

 

行天宮

所在地:台北市中山區民權東路二段109號
    MRT中和新蘆線「行天宮駅」徒歩3分

行天宮五大志業網 / HSING TIAN KONG