早速マカオ観光開始!
マカオはカジノだけじゃないという根拠としては、
小さなこのマカオに世界遺産が30カ所もあるんです!
というのも、マカオは以前ポルトガル統治下にありました。
その頃に建てられた建物や街並がそのままになっているので、元々あった中華の雰囲気の中にポルトガル文化としてヨーロッパの香りがする街並が作られている、ヨーロッパっぽいけど、ヨーロッパにはない街。
これがマカオの街なんです。
まず最初に行ったのが「聖ポール天主堂跡・イエズス会記念広場」。
ガイドブックの表紙などにも使われるマカオでも代表的な世界遺産です。
1602年に建設された教会ですが、1835年に火事にあい、この正面と前にある階段のみ残したそうです。
400年以上経ったものですが、彫刻が素晴らしく見応え十分です。
これは天主堂横の壁です。
タイルがはめ込んであり「大三巴右街」と書いてあります。
この街の名前のようです。
この聖ポール天主堂跡の向かって左側にある「ナーチャ廟」横にあるのが「旧城壁」です。
これも世界遺産。本当にすぐ横にあるんです。
教会の横に仏教の寺院。1888年に建てられたそうですが、これがマカオの中華とポルトガルの融合な感じなんです。
これで4ケ所の世界遺産を見られました。
徒歩でいうと1分程度です。笑
さすがに一番の観光スポットなので、暑い地域らしい飲み物が売っています。
日本よりもずっと暑いので、十分に水分補給を・・・と思い、サトウキビジュースを購入。
ナーチャ廟は高いところにあり、街の方を見るとこのポルトガルの雰囲気の残る世界遺産の街から、カジノでキラキラしたホテルたちをのぞむことが出来ます。
マカオの「新と旧」ですね。
だけど、このポルトガルの街並が残るところは、石畳で出来ていて、細い道が多いんです。
階段もこんな形。日本だと「私道?」と思うような細い道もたくさんあります。
お店のたくさんある地域も、このようにひしめきあっています。
私はこういう「合わさった文化」を見るのがとても好きです。
元々違う国が突然やってきてポルトガルの文化を植え付けて行ったのかもしれないけれど、それを全て壊すのではなく自分達の歴史として取り入れて残しその上に今の自分達の生活を乗せて行くという行為が、今のマカオで、私達を楽しませてくれているんですよね。
看板やひさしが今のものですが、街並は石畳の感じを残したままで、まるでテーマパークみたいです。
【聖ポール天主堂跡】