まずはタイトルにある「クニンガン」とは??
バリ島のクニンガンとは?
バリ島はバリヒンドゥー教の人が8割以上で、宗教行事で学校や仕事がお休みになったりするくらい重要なことです。
日本も夏に「お盆」があるのと同じように、バリ島にも「ガルンガン・クニンガン」と言うお盆の日があります。
すごく簡単に説明するとカルンガンが迎え盆、クニンガンが送り盆のような役割です。(詳細は結構違うようなのですが、上記のように説明すると日本人にわかりやすい)
先にお伝えしたとおり、日本はそれだからといって飲食店がお休みになったり学校が休みになったりしませんが、バリ島ではこの行事のためにお休みになります。
その間、観光客とすると行こうと思っていたレストランやショップがお休みだったりするので、前もって知っておく必要があります。
ですが、バリ島にはイスラム教の方も住んでいて、その方達はバリヒンドゥー教の行事には参加しないため、一部の飲食店やショップは営業しています。
それは地元の人に聞いておくといいです。
私はバリ島にお住まいの方を訪ねて、バリ島西部 ヌガラに行っていたので、その話を聞いていましたし、カーチャーターのドライバーさんに開いていそうなお店の目星をつけておいて頂いたので、「ランチを食べ損ねる」と言うこともありませんでした。
インドネシア料理 ミーアヤム屋さん
ヌガラにあるお店も、バリ料理のお店は軒並みお休みでしたが、インドネシア料理「ミーアヤム」のお店が開いていました。
当然、あちこちお店が閉まっているので、お昼時ともなると混み合います。
ミーアヤム屋さんのメニュー
ミーアヤムとは、鶏肉の出汁で食べる麺料理で、上に甘しょっぱく炒めた鶏肉が乗っていて、出汁と合わさってとても美味しいです。
そこにトッピングなどを増やしていくと、価格が上がります。
と言っても、基本の金額がRp.10,000(約100円)ですよ!
確かにどんぶりは小さめなので、男の人なら2杯くらい食べられそうですが、それにしたって、安い。
Baksoというのは、インドネシアの肉団子。
通常はスープに入った肉団子です。
バリ島でもBaksoのお店はジャワ島出身の方(イスラム教)ということが多く、このお店も例外ではありませんでした。
だから看板にはハラルのマークがあります。
お店自体は、ワルンあるあるなのですが、簡素な作りの店舗です。
ワルンにしては、結構大きいお店です。
この日はクニンガンの日。
バリヒンドゥーの方は午前中にお寺に行き、お祈りなどを済ませて、食事をしに来ている方もいました。
白いシャツに白いターバンのようなものは、バリヒンドゥー教の男性がお寺に行くときに着る服です。
クニンガン以外でも、時々見かけます。
バリ島滞在中には、何本飲むか分からないですが、かなり一般的な甘いジャスミン紅茶です。
コンビニなどではペットボトルで売っています。
ワルン(インドネシアの食堂)では、置いてあることが多いです。
こちらがミーアヤム。
汁あり麺なのですが、本当に美味しい!!!
インドネシア人はフォークとスプーンで食べますが、お箸も置いてあって、日本人の私にはやっぱりお箸が食べやすい。
少し甘めな味付けで、インドネシア料理ですがさほど辛味もなく、出汁も美味しい!
(インドネシア人はテーブルに置いてあるサンバルという辛味調味料をたくさん入れませす)
個人的にはとても好きな味で、日本にあったら週1で通ってしまうかも!
バリ島西部のヌガラは、バリ島の中でもちょっと田舎の方ですが、こんな美味しいミーアヤムがあるならここに住みたい。笑
MIE AYAM ANUGRAH
所在地:Dauhwaru, Jl. Ngurah Rai No.123, Pendem, Kec. Jembrana, Kabupaten Jembrana, Bali