水上集落と思ったら島のようだった!
水上集落のことはガイドブックレベルでは知っていましたが、実際に行って驚きました。
だって、一つの街というより「一つの島」と表現するのが適当かもしれないと思ったくらい広かったんです。
実際1時間以上見て歩きましたが、それでも全然廻り切れませんでした。
なんと言っても暑くて日陰も少ないので、長時間の観光は難しいです。。。
船で5分程度で渡れます!
カンポン・アイールへは、小さな船で渡れます。
観光の人はもちろん、カンポン・アイールで生活している人たちもその船で陸の方と往来をします。
大体この船は1ブルネイドルで乗れます。ただ、自分たちのみしか乗せない場合、ちょっと吹っかけられることがあります。
現地の人と一緒に乗る時は、ほぼこの価格で乗れると思います。
カンポン・アイールの中には、船がつく場所は何箇所もありますが、陸側から乗って大体ツーリストギャラリー近くの船着場につけてもらえます。
場所によって船着場というより川に階段がのびているだけという箇所もあります。
ちゃんとこのカンポン・アイールには電気も通っています。
船着場から最初に見えるカンポン・アイールの住宅はこんな感じ。ちょっとどこかの水上コテージ!?と思うような同じような家が並んでいますが、それはこのあたりだけ。
この後ご紹介しますが、なかはもっと個性的な住宅がたくさんありました!
カンポン・アイールには、あちこちにネコたちが寝ています。暑いので、日陰を探して寝ています。
カンポン・アイールの地図
カンポン・アイールの地図がツーリストギャラリーの前にあるのですが、これはカンポン・アイールの全てではありません。一部になります。
とにかく広いです!!
案内板
何箇所かこのような案内板があります。
ちなみに、疲れたからショートカットして・・・ということが出来ません。もちろん中ではタクシーもありませんので、とにかく歩きます。
この案内板にもある通りBoat Makerというところまでは803mとありますので、そこへ直行して帰ってきても、1,606mですからね。笑
同じデザインの家が立ち並ぶ、遠くから見るとコテージみたいに見えた場所は、近くにくるとこんな感じ。
そして少し進むとゴミや廃材が浮いて、水が溜まった感じの場所があります。このあたりの家はちょっと古い感じの家が多いので、正直「貧しい人たちの集まりなのか?ひょっとしてスラム街???」と疑ってしまうような不衛生な場所がありました。
ちゃんと住所のような番号が書いてあります。
生活感はありますが、お世辞にもキレイな場所ではない感じでした。
お金のかかった大きな住宅も
かと思ったら、突然こんなにカラフルな建物が出てきました。案内板にもあった「Jabal Rahamah House」という場所。
これでも一応個人所有のお宅らしいです。
このお宅にはどうもすごいインテリアや骨董品があるようで、運が良ければ家の人に交渉すれば見せてくれたりもするらしい。
ただ、国の施設ではないので必ず入れる場所ではないのでご注意を。
集落を歩くだけでアトラクション!
ちょっと古い感じの家でもアンテナがついていたり、エアコンがついていたります。
カンポン・アイール内をめぐっている通路ですが、コンクリートのしっかりした通路もあれば、上の写真のようなスノコのように板を渡してあるだけで、釘が所々外れていたり少し板が腐っていたりして、慣れない私たちは、正直歩くだけでドキドキしていました。
正直のところ、この集落の中を歩くだけでも「アトラクション」です!
落ちたらシャレになりません。
ちょっとへっぴり腰で歩いている私たちを横目に、現地の子供たちが全速力で走って行ったり、おじさんが自転車で走って行ったりします。笑
こんなにしっかりした通路や階段もありちゃんと柵もあるので、こういう場所でしばし休憩。
昼間はとにかく暑いので汗だくですが、別の汗もかいていました。。。
でも、怖いとか疲れたと言っても、元の場所へ戻らないとなりません。ここの集落へ行くのなら是非覚悟をして。笑
カンポン・アイールの祈りの場?
大きい建物がありました。「BALAI IBADAT KANPONG PERAM」と書いてあるエメラルドグリーンの建物です。
どうもモスクの役割なんでしょうか。多分上部のスピーカーはアザーンを流すためかもしれません。国旗が掲げられています。国立なんでしょうか??
カンポン・アイールの警察署
警察もあります。いわゆる「カンポン・アイールの交番」というところでしょうか?
見た目一般的な警察署というよりは、住宅に看板をつけてしまったような感じ。笑
こちらが警察署の入り口。ちゃんとポストには「Polis」と書いてありますね。
Polisはマレー語で警察(ポリス)のこと。
全然物々しい感じではないです。
漁師さんもいる!?
ですが、場所によってはこんなボートもあります。
ボートの中を見ると網などが置いてあるので、漁業を行っているのだと思います。
ご飯が干してある!
こんな感じにご飯を干してある家を何軒か見ました。
これ、どうやって食べるんだろう。。。
誰かこれをどうするのかご存知な方は是非教えてください!
BOAT MAKER
ボート製造場所です。
ボートが必需品であったり、漁師さんがいたりするので、この集落の中にはボートの製造や修理を行っているとこもあるようです。
安定した地域
ドキドキしていた「スノコ」のような通路とうって変わって、コンクリートで出来たしっかりした通路の場所は、なんと屋根付き!
同じカンポン・アイールの中でも、こんな風に鉄骨で出来たお宅もあります。多分こちらの方の家は、割とお金のあるお宅ですね。
新しいし、家の下を見るとボートも置いてあります。駐車場に車が止まっているような感じですか??
お金持ちエリアにはこんなしっかりした門がある家もあります。
セキュリティも万全なのかしら!?
行ってみてわかったことは、この水上集落はとにかく大きいのでこの中でもかなり貧富の差があることがわかりました。
カンポン・アイール
Kampong Ayer
公式パンフレットhttps://www.bruneitourism.com/wp-content/uploads/2019/08/Kg-Ayer-Walking-Trail_compressed.pdf