ネパールは未だに首都カトマンズ以外はあまり流通がよくありません。
2018年1月にはカトマンズでの停電にはなりませんでしたが、1年ほど前までは停電は当たり前、1日の1/3くらいは通電していないなんて事も当たり前だったそうです。
と言う事は、日本の家庭のように、冷蔵・冷凍で食材の保存ができません。
そうなると、昔の日本と同じように食材の保存方法となると乾燥させた食材が発達するわけですね。
豆類や菓子類
豆類は日本でも乾物屋さんへ行けば、色々な種類がありますが、ネパールの方が種類が多いかもしれません。
ネパールの普通の食事「ダルバート」には豆のスープが欠かせません。
なので、多分どこの家庭でも豆は常備品として買い置きしているんだと思います。
こちらでは袋に詰めたものも売っていますが、どちらかというとこういった小売店では量り売りしているようです。
お菓子やナッツは袋に入ったもの
お菓子類はスナック菓子なので、さすがに湿気てしまうので袋売りをしています。
だけど、小売にしては大きい袋ですね。
それとも日本が「小袋」に慣れてしまっただけですかね??
パスタやチーズ(チュルピ)など
写真右側の黄色っぽいものはマカロニ系のパスタ。
その左側の茶色っぽいものは、中華系だったら間違いなく貝柱だと思いますが、ネパールでは違います。
チュルピという名前のチーズなんです。
ネパールではチーズも乾物となってしまうんです。
その奥の白いものは、フレーク状になったご飯で干飯「チウラ」というらしいです。どうやって食べるのかというと、そのまま。笑
ダルバートやカレーなどの時に普通のご飯の代わりに食べるんだそうです。
ご飯まで乾物とは・・・。
買ってきたのですが、ものすごく固い!!!!!!
1つ口に入れてみましたが、歯が折れそうだったので食べるのを一旦やめてしまいました。現在攻略方法を考え中です。笑
お肉も乾燥肉
多分これはスクティと呼ばれる乾燥肉だと思われます。
スクティはマトンが多いようです。野菜と炒めて食べたりするようです。
これだけカラカラに乾かしてあれば、冷蔵庫なしでも当分保ちますね。恐るべしネパールの乾物!!!
エビや魚も乾物
小エビや小魚が乾物になっているのは、日本でも「サクラエビ」や「ニボシ」があるので、比較的馴染みがありますね。
日本では乾物類を使う若い人が減ってきていますが、冷蔵や冷凍によった保存方法ではなく乾物も見直してみるのもいいと思いますね。
ネパールで改めて考え直すいい機会でした。
豆類・穀類
一斗缶に入って並べられている豆類や穀類。
これだけ綺麗に並べられると眺めているだけでも楽しくなって来てしまいます。笑
乾物・スイーツ
手前にある茶色いパンみたいなものはダンボールに「SPECIAL GUR」と書いてありますが、調べみるとカシューナッツなどを使ったネパールやインドで食べられるお菓子のようです。
こちらは乾物屋さんというより、お菓子屋さんと言うことろでしょうか??
日本だったら、この分量だと卸売かと思ってしまうのですが、私たちが写真を撮っている間にもお買い物をしていく方々がいましたが、業者さんと言う感じではなかったので、ネパールは大家族での生活も少なくないので、このくらいは当たり前なのかな???
これらをみていると、結構ネパールって食材の種類が豊富かも!?
ネパールはダルバートばっかり食べていると思っていましたが、実はネパール料理って奥が深いかも!!!
日本でネパール料理でも習いに行こうかな。笑