大きな建物の横に門があり、「MILITARY HISTORICAL MUSEUM OF PACIFIC FLEET」と書いてありました。
建物の中まではゆっくり回る時間はなさそうだったので、お庭(庭園)のように見えるこちらを拝見することにしました。
門が少し開いているので、入ってみました。
さすがロシア、軍事関係のものがいくつも展示
もともとウラジオストクは軍港で、一般の人たちが入れない時代があったくらいなので、古い軍事関係のものが残っているのだと思います。
ソビエト連邦時代の1938年には沿海州を改組した沿海地方の州都となるとともに軍港として重視され、1958年からソ連の崩壊する1991年までごく一部を除いて外国人の居住と、ソ連国民を含む市外居住者の立ち入りが禁止される閉鎖都市だった。
とあるように、まだ一般の人が普通に生活出来るようになって25年程しか経ってないんですよね。
ただこんな大砲、いつ頃のものだろう??と思うほど古い時代のものではないでしょうか??(こういったものにちょっと詳しい人に聞いたら「鉄の塊を飛ばしていたような時代のものじゃない??」って言ってました。)
色々な種類の大砲が置かれています。まるでオブジェのようです。
日本ではないですね〜。大砲や船や戦車が無造作に置かれている博物館は・・・。
海が近いからか、錨なども置かれています。
説明書きがありましたが、なんせロシア語がわからないもので・・・。笑
この博物館の横には、こんな銅像が。
「CЛАВА РОССИЙСКИМ ВОЙАНА」と銅像の後ろに書かれているようですが、この段階では全くわからず、偉い人の銅像かと思っていました。
ただ、台座の年数を見ると「1904〜1905」とあり、この期間は日露戦争で、調べてみると日露戦争をロシア語訳すると「Русско-японская война」となるそうなので、多分その戦争の記録的に残しているのかなと思いました。
(帰って来て調べました。笑)
やっぱりロシアでは軍事関係に力を入れている分、こういったモニュメントも他の国より多い気がしました。
【太平洋艦隊の軍事歴史博物館】
(Военно-исторический музей Тихоокеанского флота)
住所:690091, Primorski area, 66, Svetlanskaya Str., Vladivostok
営業時間:10:00〜17:30