アユタヤからバンコク中心部へ戻るには、来た時と同じようにミニバスへ乗るのが一番早いのですが、やっぱりこれも旅。
時間にあまり正確でないと言われていましたが、タイの国鉄に乗ってみることにしました。
アユタヤの駅舎はこんな感じ。平屋です。
さらに、改札みたいな感覚はなく、誰でも自由に出入り出来ます。笑
チケットは窓口だけで購入出来ます。
少なくとも3階級あり「A」「B」「C」と分かれています。
1時間以上を覚悟していたので、座れないと結構しんどいと思い等級は一番上の指定席を買いました。
245バーツ(約800円)でした。
指定でない一番下の等級でのれば30バーツ(約100円)くらいだったと思います。
チケット購入したのは15:35でした。
だけど次にバンコク(フアランポーン駅)まで行く特急電車は17:10。
1時間以上あったので、駅で待っていても・・・と思い、一度駅を出て少し歩いてレストランを見つけました。
ちょっと食事を・・・ということで、こちらはガパオ。
ガパオというと、辛いイメージがありますが、これはむしろ甘め。
ゆっくり食事をしていると時間も迫って来たので駅に戻りました。
バンコク行きのホームは向かい側。
何と、向かい側のホームに行くのは普通に線路をまたいで渡るという方法になります。
(駅舎の方からホームに向かってあるいてくる親子)
ホームと線路の段差もほとんどないため、日本の電車みたいにホームと線路の段差が大きい場所だとこれは不可能ですよね。
駅員さんがホイッスルで注意するくらいで、電車がホームに到着してしまいます。笑
これでも事故が起こらないのが、やっぱりタイだからでしょうか??
日本なら目くじらたてて「○○が起きたらどうするんだ!」って色々言われそうですけどね。笑
ちなみに、この日の電車は、ほぼ時間通りに入って来ました!!
そして、指定号車にのりました。
最下等級の列車にはエアコンがついていないようなのですが、私たちが乗った号車にはエアコンがついていましたが、東南アジアの冷房はあなどるなかれ。
寒いんですよ!!!
車両の中はこんな感じ。
車両はバンコクの地下鉄やBTSが新しいから、これらは古い感じがしますね。
多分有料だと思われますが、写真左にあるブランケットのようなものは、寒い人ように貸してくれます。(係の人がずっと乗っています)
行きにミニバスで通った道と、ほぼ平行に走る線路ですが、電車からの方が風景が見やすくタイの田園風景が印象的でした。
ただ、バンコクの比較的な裕福な人たちと対照的に、線路脇に自分の土地でないところにバラックのような家を建てて住んでいる人たちもたくさんいるんですよね。
バンコクの中心街だけ見ていたら、ここの国は貧しい人たちなんてそんなにいないんじゃない??と思うんだけど、この国鉄の線路脇に住んでいる人たちを見たら、それはタイのほんの一部なんだってことが理解出来ると思います。
ああ、ここはタイなんだっていうのを思い出すと同時に、タイを知るのはこういった側面も見ないといけないなって思いました。