ウラジオストクはロシアという大きな国の東端。
首都モスクワは西寄りにあり、ウラジオストクから7時間も時差があります。
1つの国の中で、こんなに時差があるってすごいですよね!
とはいっても、やはりロシアという国に来たのなら、ロシア料理を食べなくては!と思い、私たちが安易に思いつく「ボルシチ」「ピロシキ」は外せないでしょう!
旅行の日数が少ない場合、当然食事の回数が少ないため、欲張りに色々食べるには、1食を軽くしておくこと!
ということで、ランチは百貨店のカフェで。
ウラジオストクの老舗百貨店「グム百貨店」(ГУМ)
「ГУМ」で「グム」と読むのだそうですが、ロシア語では既にこれで「総合百貨店」を意味するらしいです。
本店はモスクワにあるそうです。
ここも大通りに面していますが、実際建物が立っている場所は坂の場所に建っています。(上の写真は横から撮影したものなので、かなりの傾斜の場所に建っているのがわかって頂けると思います)
これは建物の入り口にあるパネル。
営業時間だと思われます。
このラインはフロアかと思いましたが、よく考えると
月〜土は10:00〜20:00の営業、日は10:00〜19:00の営業という事かなと思いました。
ロシアの表記はよくわかりません。笑
また、このグム百貨店は入り口が色々あるのですが、1つの入り口からどこのお店にも行けるわけではなく、行くお店によって入り口が違うという、ちょっと面倒な作り。
私たちは迷いっぱなし。笑
入り口近くには「琥珀」などの宝飾品、「民芸品」だったり、「水タバコ」など中東?と思うような品物まで陳列されていました。
あとは化粧品売り場。
それらを横目に、入り口入って左手にカフェがあります。
ここではお茶だけでもOKですが、観光客が多いからかライトなロシア料理も置いています。
кафе Dyшецка
上記はカフェの名前です。「кафе」はカフェのことです。
カフェの名前の読み方まではわかりません。。。(どなたかロシア語がわかれば・・・)
カフェの中に入るとクリスマスでもないのですが、クリスマスツリーが飾られていたり、イースターの飾りが置かれていたりします。
季節感は微妙ですが、とってもかわいい!
冬だったら買って帰りたい。笑
注文の仕方は、まずレジに行き注文をしてお金を払い、席につくという手順。
レジには英語のメニューもありますので、言えば見せてくれます。
あまりにもメニューが多いので「ピロシキは?」と聞いたら、メニューを指して「ここからここまでよ」と、ページでいうと6ページほどを指しました。
ちょ、ちょっと待って・・・。
ピロシキって、この葉型で中に煮込んだトマト風味のものが入っているものを指すんじゃないの???
と思っていたら、レジのお姉さんが自分の後ろに置いてあるものを1つ1つ指差して説明してくれました。
お肉が入っているもの、フルーツが入っているもの、クリームが入っているもの、甘い者からしょっぱいものまで。。。
そして注文したのが・・・
シナモンとシュガーのピロシキとボルシチ!
全くこの葉型なんかではなく、普通のシナモン&シュガーのパンが出て来ました!
そして思い描いていた真っ赤なボルシチ!
(お水のように見えるのは、紅茶を頼んだらこれにテーバックが出て来ました)
主人が注文したのが肉のピロシキ。
丸い形で中に炒めたビーフのひき肉が入っています。
ちょっとミートパイっぽい感じでした。
どちらも美味しい「ピロシキ」でした。
他にもホールケーキのように大きく作ったものを切り分けて食べるものもあり、注文すると一切れのケーキのように三角形の形で出て来るものもあるようです。
ちなみにロシアでは「ピロシキ」は複数形で単数形では「ピロショク」というのが正しいんだとか。
だから私もレジで「ピロショク」と言ったら一発で通じましたよ!
【グム百貨店(ГУМ)】
住所:Svetlanskaya St, 35、Vladivostok、Primorsky Krai