ベトナムがフランスが統治していた時代があったことは、以前も書きましたがその時代に作られた収容所(拘束される場所)が、ここ「ホアロー収容所」だったそうです。
ここでは、主に「独立運動」などをしていたベトナム人を中心に入れられたという。
その後フランスが撤退したあとは、ベトナム政府が刑務所として使っていたり、ベトナム戦争の時には捕虜収容所になっていたこともあったそうです。
このホアロー収容所跡は、現在は一部が残り一般公開されています。
入り口にこのようなチケット売り場があります。
ここで20,000VDN(約130円)を支払って、中に入ります。
中に入ると、冷たい感じのいわゆる「牢屋」があり、人形で当時の再現をされている部屋がところどころにあり、当時を思わせる。
木の板の上に足かせをはめられて、こんな狭いところに寝かされていたといいます。
写真は撮影して来なかったけれど、当時処刑に使われていたギロチンまで置いてありました。
なんだか、現在は一般公開をしているから妙に重々しい音楽がかかっていて、それはどうなの??と思いましたが、ここで多くの人たちが苦しんだと思うと、重い気持ちになるのも仕方ないのかもしれませんね。
特に独立運動をしていて、捕われた人たちだったら尚更だったと思います。
晴れた太陽の光が眩しいこの日でも、明るいと思うのは建物の入り口だけで、中に入ると薄暗く、気持ちも重くなるところでした。
正直「楽しい」場所ではないですが、この国の歴史の1ページを見るには良いと思います。
【ホアロー収容所 Hoa Lo Prison】
開館時間:8:00~17:00
休館日:無休
料金:20,000VND