ベトナムの地図をご覧になったことのある方も多いと思いますが、とにかく南北に細長い。
南北では気候も随分違います。
ハノイは「東南アジア」独特のムア〜〜っとした暑さは、この時期にはなく、むしろ現地の人も薄手のダウンを着ています。
私もユニクロのライトダウンを持って行って、朝や夜など気温が下がってくる時間帯には着ていました。
このハノイでの「名物」があります。
実は出発する前日に、普段ハノイで仕事をしている友人に会って情報を仕入れてきていたのですが、こちらでは「ブンチャー(Bun Cha)」がよく食べられていて、人気のお店は朝や昼にはいっぱいになってしまうお店も少なくないんだとか。
「ブン」という米から出来た細いうどんのような麺のことは知っていましたが、「ブンチャー(Bun Cha)」というメニューは食べた事がありません。
旧市街を歩いていると「Bun(ブン)」とか「Pho(フォー)」書いてある看板を見かけます。
最初に「Bun(ブン)」と書いてある屋台があったので、声をかけて「ブンチャー」と言ったら、どうもそこのお店ではブンチャーは扱っていなかったみたいで、斜め向かいのお店を紹介してくれました。
それが、ココ!
お客さんは1人もいなくて、入口で家族が雑談しているだけのお店。
実は、お客さんがいなかったもので、美味しいのかどうか不安でした。
紹介してくれた斜め前のお店は何人もお客さんがいたもんで・・・。
まあ、入ってみたからブンチャーを注文。
出て来たのは、コレ!
ブンの焼き肉つけ麺。
ブン山盛りと、つけるスープ、ハーブなど山盛り。
さて、一口。
「!!!!!!!!」
甘さと酸味があって、さらに肉のうまみと炭焼きにした香ばしさが合わさって、なんと美味しい麺なのでしょう!!
さらに、付け合わせ的にきたハーブはミントやバジルなどの葉っぱ系。
入れて食べると、さらに爽やかになります。
テーブルの上には、唐辛子・にんにくの刻んだもの、酢漬けのにんにく、ニョクマムなどがならんでいます。
肉は炭火で焼いた豚肉と肉団子が入っていて、2種類楽しめるのはお得な感じ。
ブンは、男性でも満足出来る分量が出てきます。
そして、分量が多かったため最初は食べるつもりはなかったんですが、お店の人に勧められるままに注文してしまった「カニの揚げ春巻き(Nem cua bể)」も注文してしまいました。
これもブンのつけるスープに浸してたべるようです。
これも野菜や春雨などが入っていてうまみと甘みが合わさって美味しい!!
(お腹空いている時に食べたかった。笑)
正直、お店に入った時にはそんなに期待していなかっただけに、満足度は150%くらいになりました。笑
言うまでもなく、ハノイの初日から「食べ過ぎ」な旅がスタートしていました。
ここもお店の名前がわからないのですが、地図にマークをしてみました。
住所:19 Cầu Gỗ, Hàng Bạc, Hoàn Kiếm, Hà Nội