[目次]
元町の歴史のある寺院
函館の元町の狭いエリアにお寺や神社が複数固まって存在しています。
それも宗派などが違うお寺が通りに並んでいるんです。
それって、すごいですよね!?
京都などでそう言うのは想像がつきますが、ここは函館の観光地。
山上大神宮
函館 元町のさらに山の上にそびえ立つ神社です。
この神社の起源は室町時代のようですが、こちらの地で山上大神社になったのは1876年の明治時代だと言うことです。
静かな神社で、誰もお参りにこない時にはマスクをはずして深呼吸をすると気持ちの良いところです。
こちら、山上大神社の下にある公園の入口に看板がありました。
神社としての歴史があるのがわかるが、函館は幕末のゴタゴタに巻き込まれた地なので、この神社も例外ではなく箱館戦争の時に旧幕府脱走軍に加わった松平定敬の御座所になったらしいです。
この神社から海を臨むと、鳥居の向こうに素晴らしい景色は、一度ご覧になる価値はあると思います!
東本願寺函館別院 船見支院
東本願寺と言ったら、当然京都で有名なお寺です。
創建は1641年と、こちらの別院と言うと新しいのかと思ったのですが、こちらもかなりの歴史のあるお寺なんです。
こちらのお寺は本堂、正門、鐘楼が国の重要文化財になっているため、建造物としても重要なお寺となっています。
近代彫刻の先駆者であり、大正時代に活躍した日本を代表する彫刻家「中原悌二郎」のお墓があると言うことも、ここへ来てわかったことです。
実行寺(じつぎょうじ)
こちらのお寺は「日蓮宗」と言う宗派。
東本願寺函館別院 船見支院のお隣にあります。
1655年が起源と言われているそうです。
箱館開港後はロシア領事館として使われたこともあるそうです。
現在の建物は1918年に建てられたものだそうです。
江戸時代末期から明治初期は、箱館戦争の中心になったところなので、歴史に翻弄されたようです。
称名寺
創建は1644年のお寺です。1881年に現在の地に移ってきたそうです。
箱館開港当時はフランスやイギリスの仮領事館があったようです。
明治の大火では例外なく、こちらのお寺も燃えてしまい、1922年に再建したそうです。
境内には土方歳三の供養碑や著名人の墓も多数あります。
新選組最後の地
路面電車「函館どつく前駅」の近くに、入舟児童公園と言う公園の通り沿いに写真のような碑が立っているのですが、なんとここが「新選組最後の地」なんだそうです!
箱館戦争時、新選組が中心となった旧幕府軍が陣取っていた「弁天台場(弁天岬台場ともいわれる)」が、新政府軍の攻撃を受けて、1869(明治2)年の旧暦5月15日(現在の暦で6月24日)に降伏。これにより、京都で名を馳せた新選組の戦いに終止符が打たれました。
弁天岬台場跡
新選組最後の地の碑と同じ公園内にあります。
上記の神社仏閣は全て徒歩10分以内に回れるような場所にあります。
是非行ってみて、歴史を感じてみてください!