上海城隍廊(老城隍廟) という道教の寺院
実はここに行こうと思って行ったのではなく、豫園(よえん)に行こうと思ってウロウロしていたところ、何か入場料を取っていると思って、実はよくわからずに入ってみた寺院でした。
中国は仏教の国と思っている方も多いと思いますが、実は寺院(寺)を訪ねると仏教のお寺ではなく道教のお寺ということも少なくありません。
道教とは
道教は、中国三大宗教(三教と言い、儒教・仏教・道教を指す)の一つである。道教は漢民族の土着的・伝統的な宗教である。中心概念の道(タオ)とは宇宙と人生の根源的な不滅の真理を指す。
正面入り口の右側のチケット売り場
こんなお土産やさんのようなお店の横に入場料を支払う場所があります。
ここでチケットを購入します。
チケット
こんなチケットを人数分くれます。
チケット代は一人10元(役170円くらい?)で、そんなに高額ではありません。
正面入り口
ここから入ります。
観光客が多いからか、カメラやスマホで撮影している人がひっきりなし・・・と言った感じです。
寺院の建物
門をくぐって、中に入ると中庭のようになっていて、寺院の建物が見えてきます。
正面には霍光像があり、現地の方が熱心にお参りしていました。
ここには霍光、秦裕伯、陳化成の三体が奉られているそうです。
「霍光」とは前漢の政治家ということですが、前漢とはなんと紀元前。その時代の政治家が祀られているとは!