まず最初に。
閲覧注意!
アジア(特に東南アジアなど)のマーケットに行ったことのある方はご存知だと思いますが、マカオの市場も例外ではなく「肉売り場」では、日本人には少しショッキングなビジュアルがありますので「そういうのは見たくない!」という方はここで読むのを終了してください。
マカオの食卓を支えるマーケット
マカオにだってスーパーマーケットはありますが、やっぱり市場の方が安いし種類も豊富なので、マカオの奥様たちが利用する紅街市(Red Market)に行ってきました。
建物はレンガ造りで、日本だったらどこかのお役所かと思うようなしっかりした外観のマーケットです。
半2階「魚売り場」からスタート
たくさん魚が並んでいる横で、魚屋さんの奥さんたちがすごい勢いでさばいていました。
もちろん何軒も入っています。お店によって扱う種類も違っています。
日本などでは、一般の人が買いに来るマーケットだとこのようにむき出しで置いてあることは少ないですよね。大概氷の上に乗せてあるとか。。。笑
大きい魚は切り身で売ったりします。上の写真、わかりにくいですが奥の女性がすり身にしていました。
貝類も売っていますが、見たことのない貝が!
どうやって食べるんだろう、どんな味がするんだろう。。。なんて想像していると楽しくなります。(食いしん坊根性丸出し?笑)
1階は野菜・乾物・調味料・卵・豆腐など
フロアを下がると調味料や卵を売るお店。日本だとパックで売る卵だけど、さすがに市場だと欲しい分だけ買って帰れるみたい。持ち帰りに割れないか心配。汗
こちらは乾物。特に魚介系の乾物。
タラの干したものは、以前統治していたポルトガルでも使われていたので、きっとポルトガル料理店でも使っているのかも。
豆腐、厚揚げ、油揚げなど扱ういわゆる「お豆腐屋さん」。
こちらは八百屋さん。
中華系の人はショウガをよく使うので、売っているサイズも大きい!
日本だと手のひらサイズくらいで売っているけど、3倍くらいの大きさはあるかな。。。私はそんなに使い切る自信ないな〜。笑
2階は精肉売り場
ここからは閲覧注意です!
この日は雨だったので、場内は少しくらいのに、近い位置にあるライトだけ煌々と照らされる感じは、なんだか独特。
映画とかに出てくる雰囲気は、実際ここにありました。
ここのお肉屋さんの奥さんは、丸ごと豚をさばいてました。
中華では一番食べられるのは豚肉ですもんね。一般的に日本で食べる部位よりももっと多くの部位を食べます。
中国で「豚は尻尾と鳴き声以外は全て食べる」と言われると聞いたことがあります。
まさに本当。顔まで食べるみたいです。
部位ごとに切って、フックに吊るされて売っています。
足や顔、耳などバーツがよくわかります。
食べ物と言うより、解剖を見ているような気分になりました。
最初は「気持ち悪い・・・」と思っていたけど、最近は各国の市場に行っているので、このくらいは大丈夫になりましたよ。笑
命をいただいていると言う意識を忘れないためにも、本当であればこういうのって見ておいた方がいいと思うんですよね。
【紅街市(Red Market)】
住所:125 Av. do Alm. Lacerda,Macau
営業時間:7:30〜19:30