今回の澳門(マカオ)の旅の目的の1つはマカオの「ポルトガル料理」を食べること!!
マカオは以前ポルトガルの植民地だったので、ポルトガル料理のお店がいくつもあります。
それもただのポルトガル料理ではなく、マカオで進化したメニューがあります。
そのメニューの先駆けがこのお店。
Solmar(ソルマー) 沙利文餐廳
上記写真のガラスにも書いてありますが、今年(2017年)は56周年なのだそうで、マカオでは古いお店です。
1999年まではポルトガルの植民地だったので、植民地時代から営業していたお店です。
店内は古風な洋風、店員さんは蝶ネクタイ
店内はピンクの壁と古めかしい照明、それとポルトガルのタイル。
メニューは写真入りで、日本語も入っているメニューがもらえます。
だから注文しやすいお店です。
最初に出てきたのは、パン。
外はサクっと、中はフワっとするパンです。
最初に出てきたのはコロッケ
ラグビーボール型のコロッケ。
日本人には馴染みがありますね。というのも、日本の「洋食」と呼ばれるものは、ポルトガル料理がベースになっているものも結構あるので、きっと「外国の料理」という感覚がないかもしれませんね。
さっくりとした皮の中はジャガイモは日本のものみたいにホックリしたというよりもっちりした感じ。一緒にあるのはいわゆる「ウスターソース」です。
その辺も、日本と同じ。
野菜炒めはほぼ中華
こういうところがマカオ。
野菜いためを頼んだら、ニンニクが効いた中華のようでした。
これが目的!マカオのアフリカンチキン!!
正直、これが1番の目的。アフリカンチキン。
このアフリカンチキンの味はインド料理?と思うようなカレーでチキンとジャガイモを煮込んだ料理。味はちょっと尖っていますが、普段インドカレーを食べ慣れているから割と好みの味です。ちょっとスパイシーですが、ここのお店では辛くて食べられないってことはなかったです。
一応これで「ハーフサイズ」です。
きっと「フルサイズ」で頼むとそれだけしか食べられなくなるくらいのボリュームがあります。
今回行った「ソルマー」がアフリカンチキンの「元祖」だとガイドブックで書いてありましたので、やっぱり「元祖」で食べるのがいいかと。笑
ちなみに「アフリカンチキン」と言っても、アフリカにあるものではなく、あくまで「マカオ料理」です。
ポルトガルチキン
このポルトガルチキンも土鍋のチキンのカレー煮込みなのですが、こちらはアフリカンチキンよりずっとマイルド。こちらにもジャガイモがゴロゴロ入っていますが、他に卵なども入っています。
日本人には懐かしい味かもしれません。
ココナッツミルクを使っているらしいのですが、お子様でも食べられる味で本当に「煮込み料理」といった味です。
こちらも「ハーフ」で注文しましたが、これだけ注文して2人で全て食べきれませんでした。
マカオの料理はカレー味のものが多いのですが、それも歴史が絡んでいて占領されたポルトガルが昔、マカオまで来る際アフリカ・マレーシア(マラッカ)を経由した時に船に香辛料を積んでマカオまで来たことが起源だそうです。
その土地の料理には、歴史が重要な役割をしていることが多いので、私はその土地の料理を食べるのが、旅の目的の1つです!
【ポルトガル料理店 Solmar(ソルマー) 沙利文餐廳】
住所:540, 490 Av. da Praia Grande, Macau
URL:http://www.solmar-macau.com/
営業時間:11:00〜22:30