ミャンマーという国は、ご存知の通り2015年11月の選挙でやっと「民主化」されたばかりの国です。それまでは軍事政権で、経済活動も他国と普通に出来るものではありませんでした。
民主化されてから、どんどんと外国からの資本が入り始め、元々首都で栄えていたヤンゴンは新しい建物を建てたり、道路を直したりという工事があちこちで見られました。
あちこちで見られるヤンゴンの工事現場
ヤンゴンのダウンタウンを歩いているだけでも、とにかくあちこちで工事現場があります。
写真にあるようなレンガは安価だからか、東南アジアの工事現場ではよく見られます。(日本ではあまり見かけないですよね??)
歩道にあいている穴
工事現場は、建物だけでなくこういった歩道など道路を直しているところもたくさん見かけます。この写真を撮影した日が1月1日だったからか、工事をしていなかったのですが、日本ならポールを立てたり、鉄板でフタをして誤って穴に人が落ちたりしないようにしておきますが、ミャンマーではまだそんな「安全」に気を払うということはしていません。
それに建築資材などもむき出しで、置きっぱなし。笑
盗まれたりしないのかな・・・。笑
実際に工事している現場
前の写真とは別の場所なのですが、実際に工事をしているところを通りかかりました。
もちろんここもポールを立てたりはしていなかったのですが、驚いたのが工事をしている人。
ヘルメットはおろか、服装もその辺を歩いている人と同じシャツにロンジー(ミャンマーの巻きスカートのような服)にビーチサンダル。笑
日本だったら、あり得ないですよね!(日本だと安全のため、色々法律で決まっていることもありますし・・・)
工事現場での作業員がビーチサンダルって・・・。笑
実は、2年前ベトナムのホーチミンに行った時も同じようなことで驚きました。
地下鉄工事(公共事業)の工事現場で働く若いお兄さんたちは、暑いからか上半身裸の状態で工事をしていました。日本だったら現場から追い出されそうですよね。。。
手前にレンガとセメントが置かれていますが、スコップなどもこの近くにはなく、木の板を使ってセメントを混ぜたりしていました。もちろん手は素手です。。。
日本から見たらこんな「劣悪な作業環境」ですが、いつかは色々見直されてくるのでしょうね。
頑張れ、ミャンマー人!!