ダウンタウンの南、ヤンゴン川を臨む場所にある寺院「ボータタング・パゴダ(Botahtaung Pagoda)」があります。
パゴダの入り口には拝観料を支払うオフィス
このような結構しっかりしたオフィスがパゴダの入り口にあり、オフィス内で拝観料を支払います。
他のパゴダにはなかったのですが、ここではWebカメラのようなパソコンに繋がっているカメラで顔写真を撮影され、入場証明書のようなものを作成されました。
さらに支払いをした旨がわかるように、シールを渡されて胸に貼るように言われます。
こんなに厳重なところは他のパゴダではありません。
黄金の間に、宝石の埋まった仏像たち
パゴダの中心に向かってこの金箔の貼られた部屋はいくつも続いています。
写真右側が中心部で左に向かって放射線状に開いています。
写真を撮影するのを忘れてしまうほど、額や眼、台座などに宝石が使われていたり、金や銀などが使われていたりする仏像がたくさん並んでいました。
これらの壁や仏像を痛めないのためなのか、ここの室内は恐ろしいほどに冷房がきいていて寒いくらいでした。東南アジアでは「あるある」なんですけどね。
仏像の入っているケースのガラスがびしょびしょに結露しているのをみると、あまり管理的に良いとは思えないのですが。笑
驚くことに、その仏像自体がかなりの宝石等がついたもので高価なものだからか、仏像が並んでいるガラスのケースの手前にはさらに鉄格子のようなものがついて鍵がされていました。
セキュリティは、かなり厳重です。笑
仏塔
その建物から外に出てみると、こんな形でパゴダが建っています。
この仏塔の周りもぐるっと「誕生曜日」の仏像と動物の像が配置されていました。
誕生曜日の仏像
私は水曜日のゾウの仏像をお参り。
仏像の前にある小さなグラスにお水を入れて、仏像にかけます。
これも本来のやり方がわからないのですが、あるガイドブックには3杯以上かけるという風に書いてあったので、それにならって。
(ただ、別の本には自分の年分かけるというような事が書いてあったので、どれが本当のやり方はわかりません。。。)
現地の方に聞いた方が確実かもしれません。
境内
日本流に言うと「お寺の境内」になるんでしょうか。
どこのパゴダも境内は裸足です。
ここも例外ではなかったのですが、ここへ行ったのは13時頃。
床は大理石などツルツルした素材で痛くはないのですが、太陽が一番高い時間帯だととにかく熱い!!!
真夏の海岸の砂浜を裸足で歩くことを考えてもらえると、わかりやすいかもしれません。
裸足に慣れていない私たちには、少々しんどいです。笑
現地の人たちは、慌てる風もなく、普通に歩いていましたが・・・
境内でのんびり過ごすミャンマーの人々
パゴダは、外国人からはお金を取りますが、現地の人たちはお参りにくるので、当然無料です。
なので、写真のようにパゴダの境内でお参りだけでなく暇な時間を過ごすという人たちも少なくないんです。
パゴダにはパワーが宿っていると思っているので、手を合わせていなくてもその近くにいることによって恩恵に預かれると思う人も多いようです。
ピカピカの仏像
境内にある建物の中に置かれているピッカピカの仏像。
お賽銭ゲーム
これ、日本だったら絶対お坊さんに怒られる!と思うのですが、何かと言うと「お賽銭ゲーム」のようです。
テーブルの上にゴミのように置かれているのはお札のようなものを畳んだもの。これをこのテーブルの右側にいる係の人から買います。
そうすると、このテーブルがかなりの早さで回り始め、自分の誕生曜日の前に置かれた金のお椀に投げ込むというゲーム(?)なんです。
日本だったら「罰当たりが!!」って怒られそう。笑
そとの菩提樹のような木の周りに仏像が置かれています。
ミャンマーのパゴダは、とにかく仏像の数が多いのに驚きます。
こんな建物のようなものもあるんですが、ずっとミャンマーで思っていたのが仏教と言っているけど、装飾などはバリ島などのヒンドゥー教みたいだなと思いました。