大きな涅槃像というと、まずバンコクの「ワットポー」の涅槃像を思い出される方も多いと思いますが、ヤンゴンにも大きな涅槃像があります。
シュエダゴン・パゴダからタクシーで12〜13分ほどで到着します。
歩いても歩けない距離ではないかもしれませんが、昼間だと結構暑いですし、歩くと20分以上はかかると思いますので、私たちはタクシーに乗ってしまいました。
建物に入るところで、こちらも必ず靴を脱ぎます。
基本的に寺院に入る時には「短パン・ミニスカート・タンクトップ」は禁止です。
そして、建物に入るとまず涅槃像とご対面!!
目鼻立ちのはっきりした涅槃像
ミャンマーの仏像は、こんな白塗りで目鼻立ちがはっきりしていて「お化粧している?」と思うようなお釈迦様の仏像が多いです。
日本も仏教がありますので、日本人の「お釈迦様像」というものがありますが、ミャンマーのものとは、ちょっと違いますよね。
当然お姿は全身なので、こんなに大きいです。70メートルもあるんだそうです。
ミャンマーの仏像は、LED電球などを使用してビッカビカです。
日本の仏像は厳かなイメージですが、東南アジアの仏像はキラキラ・ピカピカにしていることが多いです。
ミャンマーのカラフルにピカピカなのは、お釈迦様の後光などを人工的なもので表現しているとのことなので、これで良いんだそうです。
厳かな日本のイメージからすると、ふざけているのかと思ってしまいます。笑
ミャンマーの涅槃像の足の裏にも「涅槃図」が掘られています。
涅槃図とは108の仏教「宇宙観図」を示す文様のことだそうです。
涅槃像のすぐ横に小部屋のようになっていて、小さな仏像がたくさん祀られていました。
こちらにも小さな涅槃像とこちらにも神々しい金色の仏像があります。
こちらの仏像は大きくはないのですが、LEDでカラフルな後光が・・・笑
タクシーだと正面入り口につけてくれるので、少し高台まで連れて行ってくれますが、徒歩の場合写真の左下に門のようなものがありますが、そこから入ってくることになります。
ヤンゴンの中ではほどほどに栄えている地域ではあるのですが、ミャンマーはまだあまり開発が進んでいないので、緑の多い中にこのような寺院が置かれています。
個人的には、この緑の多い環境が開発でなくなってしまわないといいのになぁと思います。10年後に再度来たら風景が変わっているんでしょうね。。。
チャウッターヂー・パゴダ(Reclining Buddha)
ခြောက်ထပ်ကြီးဘုရား
拝観料:3,000チャット(約300円)
拝観時間:6:00〜20:00