台湾に行くと親日で、観光客が多いというのもありますが、
昔からの「結びつき」を、あちこちで感じることが出来ます。
MRT 橘線(オレンジライン)西子湾駅を降りてすぐのところに
鐵道故事館(Takao Railway Musium)があります。
私達が行った時はお休みだったのですが、この建物の横には以前使用していた線路や電車が置いてあり、公園になっていました。
多分ここは、以前はプラットホームだったんでしょうね。
今でも走れそう。
「高雄港」と書いてありますね。
そういえば、ここの入り口に「Takao」って書いてありますよね。
現地では「Kaohsiung(カオシュン)」と言われています。
なのになぜ日本で呼ばれている「Takao(タカオ)」なのか??
時代をさかのぼり、日本統治時代ここに鉄道を引きました。
その時ここは「高雄港駅」だったのだそうです。
ここが博物館になったのは2010年なので、こんなにきれいな状態で残っているのだそうです。
私達からすると日本統治時代とは終戦までなので、そんなものなどなくなってしまっていそうですが、台湾の方のライフラインのベースを作っていたと思うと少し嬉しくも思いました。
この右側には広い公園が広がります。
日本が「統治=占領」と言われ続け、ネガティブな情報ばかり国内外で出て来るけれど、決してネガティブなものだけではなかったと、ここに来てそう思いました。
だからこそ、現在台湾を含め日本と仲良くしてくれている国があるんだと思います。
公式サイト:http://takao.railway.tw