ロシアの伝統的なスイーツがあります。
「ブリヌイ」というクレープのような食べ物です。
一見「クレープと何が違うの?」と思いますが、出どころが違うとしか説明できません。笑
16世紀から17世紀のモスクワの市場で、すでにブリヌイが売られていた記録が残る。
スイーツ好きが外国に来て、おいしいスイーツを見つけずに帰るなんて!!!
噴水通りに「ブリヌイ専門店」があるというので、行ってみることに。
こちらは観光客も多く集まる噴水通り。街並みがいいのと、噴水の向こうは下り坂になっていて、向こうに海が見えます。
この雰囲気がとってもいいんです。ベンチに座りしばらくぼんやりしてしまいました。笑
おっと、本題から話がそれましたね。
ブリヌイの専門店「Ух ТЫ,блин!」
ここは人気店のようで、ひっきりなしに人の出入りがあります。
並ぶまではいきませんでしたが、大きなお店ではありませんがお店の中はほとんどのテーブルが埋まっていました。
こちらのお店の営業時間。
ウラジオストクのお店は入り口に営業時間をこのように書いているお店が多いです。
日本では、ここまでしっかり書かれているところの方が少ないかもしれませんね。
ここもオーダーの仕方ですが、レジのところまで行って注文をしてお支払いをします。
そしてテーブルについて待ちます。
メニューは英語のメニューもありますので、もしロシア語のメニューを出されたら英語のものを出してもらいましょう。
英語では「パンケーキ」と書いてありますが、ブリヌイのことです。
注文してから「厚手のパンケーキが出てきたらどうしよ・・・」とちょっと心配しました。笑
ブリヌイをスイーツと言いましたが、こちらもクレープと同様チーズなどを使った「しょっぱいもの」もあります。
バナナとミルク(練乳?)のブリヌイ
バターの香りがして、とても美味しいものでした。
多分、味はご想像通りかと思います。
チーズのブリヌイ
チーズが中に入ったブリヌイ。
チーズが溶けるからか、バナナのブリヌイとはたたみ方が違います。
こちらは甘いものではありませんが、これはこれで美味しいです。
中に入っているチーズがあまりしょっぱくないので、おいしかったです!
こんな感じの内装。
可愛らしいお店です。
ここのブリヌイはだいたい150〜350ルーブル(255〜595円)くらいで食べられます。
多分日本の都会で、こう言ったカフェで食べたら最低でも倍、表参道や青山、六本木や銀座のようなちょっとおしゃれな地域のカフェなら3倍はしそうですね。笑
ここの店名、機械翻訳にかけたら「うわ〜〜、ブリヌイ!」みたいなニュアンスのようです。ダイレクトな店名で、私は結構好き。www
【Ух ТЫ,блин! (Ukh Ty, Blin)】
住所:ул. Адмирала Фокина, 9, Vladivostok
営業時間:10:00〜22:00